「次の景気後退(リセッション)はいつくるのか」と疑問に思っている個人投資家は多いと思います。FXや株式投資をしている限り付きまとう問題です。かと言って、銀行の預金だけではインフレ負けしてしまい悩ましいところです。この記事では景気変動に左右されない投資先を3つご紹介していきます。
最近のリセッションは
不況に強い不動産
現物不動産はかつてのバブル絶頂期には投機目的での投資でありましたが、その後インカムゲイン(家賃収入)が目的の投資になりました。
2008年 リーマンショック
2011年 東日本大震災
2020年 コロナショック
過去4回のリセッションにも強い景気に左右されない不動産投資
東日本大震災時にはむしろ東北地方の不動産価格が上がりました。
地域によってはキャピタルゲインも狙える
建築資材や住宅設備の価格が値上がりをしている影響などで首都圏の不動産は値上がりしています。インフレが続くようでしたら、今後も首都圏を中心に不動産が値上がりする可能性はあります。
不動産投資は「ミドルリスク・ミドルリターン」
不動産投資は、ある程度のリスクがあるものの、少なくないリターンが期待できる「ミドルリスク・ミドルリターン」の投資法だと言われています。メリットとデメリットを解説します。
メリット
収益を生み出す実物資産であること
不動産は実物資産でありながら金などと違ってインカムゲイン(家賃収入)を得られることが最大のメリットになります。
家賃は景気に左右されない
家賃自体はその地域にどれだけ住みたい人がいるのかで決まりますので景気の動向は直接関係ありません。
投資をコントロールできる
リノベーションする、努力次第で稼働率を上げるなどしてある程度投資結果をコントロールできます。
節税効果が期待できる
②給与所得との総合課税になるので合算して節税できる
③相続税での節税
デメリット
不労所得ではない
入居の営業努力や管理努力、運営能力が必要になります。しかし株式投資と違って、人との関わりが持てるので社会資本が形成されるので、一概に悪いとは言えません。
一定の勉強が必要
単価が高いので失敗すると人生終わります。最低でも不動産投資に関連する本を2,3冊は読んでおきたいところです。
また不動産売買契約を結ぶ前に必ず専門家や不動産に詳しい知人などに相談しましょう。本当にお金を持っている不動産に無知なサラーリーマンや医者などはカモにされ騙されます。
不動産は怖い方は債券、インフラファンドを検討
債券
不動産は失敗したとき取り返しのつかないこともあるから怖い、という方には債券をおススメします。
債券はリーマンショックやコロナショックが起きた時でも5%ほどの下落率でした。株式は30~50%を下落したことを考えれば不況に強い投資先になります。
外国の債券に投資する際は為替リスクがありますので注意してください。
インフラファンド
ほぼ太陽光設備に投資しているインフラファンドは固定価格買取制度によって、買い取り価格が決まっています。ですので、たとえ不況になっても異常気象が続かない限りは売り上げがある程度、確保できる仕組みになっています。
したがってインフラファンドも不況に強い投資先になります。
インフラファンドについては関連記事でも解説しています。
まとめ
これまでの統計上、5年以内に暴落相場が来そうですが、そうなった時に慌てずに事前に準備できるところは準備しておきたいですね。
・不動産の勉強をする、不動産投資に挑戦する
・ポートフォリオに債券、インフラファンドを組みれる
・持っている株は、売却しない限り損は確定しないのでとりあえず塩漬けにして配当をもらう
これらの戦略で行きたいですね。
不動産業界は平気で人をだます人がウヨウヨいるので勉強は必須です。勉強しないとボッタくられ人生終了します。十分注意しましょう。
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